テザー(USDT)とは!USDTの特徴について解説!【仮想通貨】

テザー(USDT)について、仕組みや使い道などわかりやすく仮想通貨初心者でもわかりやすいように解説します。

テザー(USDT)について知りたいという人はぜひ参考にしてみてください。

テザー(USDT)とは

Tether Limited社が運営する「 ペッグ通貨 ( ステーブルコイン )」で、テザー(USDT)は米ドルに連動しています。

テザー(USDT)の特徴とは

テザー(USDT)の最大の特徴は1ドル(USD)がおおよそ1USDTになるように固定されていることです。

テザー(USDT)の基本情報

基本情報
通貨名(シンボル) テザー(USDT)
時価総額ランキング 3位
発行枚数上限 上限なし
仮想通貨の分類 ERC-20トークンステーブルコイン
 公式サイト https://tether.to/

※2022年4月18日時点

その他の特徴についてもメリットデメリットの形で解説します。

メリット デメリット
  • 価格が安定している
  • 取引所の基準通貨に採用されている
  • 発行元に依存している通貨
  • 大きな値上がり期待はできない

テザー(USDT)のメリット

価格が安定している

テザー(USDT)は米ドルとほぼ同じ価値になるため、値動きの激しい仮想通貨の中では安全に保有できる資産です。

テザー(USDT)を持つことは、ドルで資産を保有することとあまり変わらないので、ドル建てで貯金するよりは、テザー(USDT)を取引所に預けたほうが多くの利息を受け取ることができます。

取引所の基準通貨に採用されている

米国の取引所を中心にテザー(USDT)を基準通貨としている取引所は多いです。

テザー(USDT)と取引可能な通貨ペアを用意している取引所は多いため、他の仮想通貨を購入する際にテザー(USDT)が使えます。

テザー(USDT)のデメリット

発行元に依存している通貨

テザー(USDT)の価格を米ドルに連動させるために、発行元のTether Limited社の強い中央集権のもと管理されている通貨でもあります。

そのため、Tether Limited社に万が一不正などが発覚したり破綻したりした場合に、一気に価値を失う可能性があります。

値上がり期待はできない

仮想通貨投資のメリットの一つは、他の金融商品より大きな値上がり益などが期待できることがありますが、テザー(USDT)は米ドルと価格が連動しているため、大きく儲けるための投資対象には向いていません。

テザー(USDT)の開発状況

マルチシグの実装

ホワイトペーパーには、テザー(USDT)にはmulti signature(マルチシグ)と呼ばれる、仮想通貨のセキュリティを高める機能が実装される予定だと記載されています。

マルチシグが実装されれば複数のパスワードで守られ不正アクセスのリスクを下げられてため、セキュリティが格段にアップします。

スマートコントラクトの実装

ホワイトペーパーにはスマートコントラクトの実装についても記載されています。

スマートコントラクト とは、ブロックチェーン上に設定されたプログラムにより自動的に要件が実行されるシステムのことで、スマートコントラクトによりブロックチェーン上にアプリケーションを記録したり、契約の内容を保存したりすることができます。

また、仮想通貨の送金だけでなく、商品の売買や不動産取引などにも応用することができ、今後さらに様々な分野で利用されていくことが期待されています。イーサリアムの状況

テザー(USDT)が購入できる取引所

テザー(USDT)は国内取引所で購入することができないため、海外取引所で購入する必要があります。

  • 方法1:国内取引所でビットコイン(BTC)などの仮想通貨を購入し、海外取引所に送金してテザー(USDT)と交換する
  • 方法2:海外取引所でクレジットカードなどでテザー(USDT)を購入する

方法2はクレジットカードでの購入に取引所が対応していないと使えないため、方法1のほうがメジャーな方法になります。

取引所としては。国内取引所ではGMOコイン、海外取引所ではbybitがお勧めになりますので、どこの取引所を使えばよいか迷ったら、まずはGMOとbybitを使っておけば間違いないと思います。

海外取引所 国内取引所

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